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住宅ローンを組める年収の目安|2026年借入額シミュレーションと審査基準

住宅ローンの借入可能額は年収の何倍?2026年の金利水準で年収別・借入額別の月々返済額を一覧表示。審査に通るためのポイントと、無理のない借入額の考え方を解説。

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住宅ローンは「いくら借りられるか」と「いくら借りるべきか」を区別して考えることが大切です。銀行が「借りられる」と判断した金額が、必ずしも「安心して返せる金額」とは限りません。

2026年の金利環境をもとに、年収別の借入可能目安と月々返済額をシミュレーションします。


住宅ローンの基本:年収倍率と返済比率

年収倍率の目安

一般的に安全な住宅ローン借入額は年収の5〜7倍以内とされています。

| 年収 | 安全な借入額(5〜7倍) | 無理のない借入額(5倍) | |------|---------------------|---------------------| | 400万円 | 2,000〜2,800万円 | 2,000万円 | | 500万円 | 2,500〜3,500万円 | 2,500万円 | | 600万円 | 3,000〜4,200万円 | 3,000万円 | | 700万円 | 3,500〜4,900万円 | 3,500万円 | | 800万円 | 4,000〜5,600万円 | 4,000万円 | | 1,000万円 | 5,000〜7,000万円 | 5,000万円 | | 1,200万円 | 6,000〜8,400万円 | 6,000万円 |

ポイント: 銀行の「借りられる上限」は年収の8〜10倍に設定されていることもありますが、7倍超は返済に余裕がなくなるリスクがあります。


返済比率の目安

返済比率(年間返済額 ÷ 年収)は25%以下が安全圏です。

| 年収 | 安全な年間返済額(25%) | 月々の返済目安 | |------|---------------------|-------------| | 400万円 | 100万円以下 | 約83,000円以下 | | 500万円 | 125万円以下 | 約104,000円以下 | | 600万円 | 150万円以下 | 約125,000円以下 | | 700万円 | 175万円以下 | 約146,000円以下 | | 800万円 | 200万円以下 | 約167,000円以下 | | 1,000万円 | 250万円以下 | 約208,000円以下 |


年収・借入額別 月々返済額シミュレーション(2026年版)

変動金利0.7%(35年)の場合

| 借入額 | 月々返済額 | 年収500万 | 年収700万 | 年収1,000万 | |-------|----------|---------|---------|----------| | 2,000万円 | 約54,000円 | ✅ 余裕 | ✅ 余裕 | ✅ 余裕 | | 3,000万円 | 約81,000円 | ✅ 許容内 | ✅ 余裕 | ✅ 余裕 | | 4,000万円 | 約108,000円 | ⚠️ 返済比率26% | ✅ 許容内 | ✅ 余裕 | | 5,000万円 | 約135,000円 | ❌ 厳しい | ✅ 許容内 | ✅ 余裕 | | 6,000万円 | 約162,000円 | ❌ 厳しい | ⚠️ 返済比率28% | ✅ 許容内 | | 7,000万円 | 約189,000円 | ❌ 不可 | ❌ 厳しい | ✅ 許容内 | | 8,000万円 | 約216,000円 | ❌ 不可 | ❌ 不可 | ⚠️ 返済比率26% |

固定金利1.8%(35年)の場合

| 借入額 | 月々返済額 | 年収500万 | 年収700万 | 年収1,000万 | |-------|----------|---------|---------|----------| | 2,000万円 | 約64,000円 | ✅ 余裕 | ✅ 余裕 | ✅ 余裕 | | 3,000万円 | 約96,000円 | ✅ 許容内 | ✅ 余裕 | ✅ 余裕 | | 4,000万円 | 約128,000円 | ❌ 厳しい | ✅ 許容内 | ✅ 余裕 | | 5,000万円 | 約160,000円 | ❌ 不可 | ⚠️ 返済比率27% | ✅ 余裕 | | 6,000万円 | 約192,000円 | ❌ 不可 | ❌ 厳しい | ✅ 許容内 | | 8,000万円 | 約257,000円 | ❌ 不可 | ❌ 不可 | ⚠️ 返済比率31% |


銀行の住宅ローン審査基準

審査で見られる主な項目

1. 返済比率(返済負担率) 年収に対する年間返済額の割合。銀行によって上限は異なりますが、多くの銀行で**35〜40%**が上限です。ただし、審査は「借りられるかどうか」の基準であり、安全な返済のためには25%以下が目安です。

2. 年収・勤務先・雇用形態

  • 正社員:基本的に問題なし
  • 派遣・パート・フリーランス:審査が厳しくなる傾向
  • 自営業・個人事業主:確定申告3年分が必要なことが多い

3. 信用情報(クレジットヒストリー) 過去のクレジットカードや他のローンの返済履歴が確認されます。延滞・債務整理の記録があると審査に大きく影響します。

4. 勤続年数 多くの銀行で勤続1〜2年以上が目安。転職直後は審査が通りにくい場合があります。

5. 年齢と完済年齢 住宅ローンは「完済時年齢」が80歳以下を条件とする銀行が多いです。35年ローンなら45歳以下での借り入れが標準的です。


2026年の注意点:変動金利 vs 固定金利の選択

変動金利のメリット・デメリット

メリット

  • 金利が低い(0.5〜1.0%)
  • 月々の返済額が少ない

デメリット

  • 金利上昇で返済額が増える(5年ごとに見直し)
  • 2026年は利上げ局面のため注意が必要

シミュレーション:金利が1%上昇した場合

| 借入額 | 現在(0.7%) | 金利1.7%になった場合 | 増加額 | |-------|------------|-------------------|------| | 3,000万円 | 約81,000円/月 | 約97,000円/月 | +16,000円 | | 4,000万円 | 約108,000円/月 | 約130,000円/月 | +22,000円 | | 5,000万円 | 約135,000円/月 | 約162,000円/月 | +27,000円 |

固定金利を選ぶべき人

  • 返済額を確定させて家計管理したい
  • 金利上昇に対するリスク許容度が低い
  • 借入額が大きい(4,000万円超)

「借りすぎ」を防ぐための5つのルール

  1. 返済比率は25%以下を目標に(銀行の上限35〜40%より厳しく設定)

  2. 生活費を削らなくて済む金額で組む ローン返済後の手取りで、食費・光熱費・教育費・老後積立が賄えるか確認

  3. 金利が1%上昇しても大丈夫な金額で計画する 変動金利を選ぶ場合、金利1%上昇でも返済比率が30%以内に収まるか確認

  4. 頭金は最低10%以上準備する 諸費用(仲介手数料・登記費用等で物件価格の3〜5%)も別途必要です

  5. 月々の返済額より総支払額で考える 35年間の金利支払いは元本の20〜40%に達することがあります。繰り上げ返済の計画も立てましょう


年収別 東京での現実的な物件選択

| 年収(世帯合算可) | 借入可能目安 | 頭金10%含む購入予算 | 東京での現実的な選択 | |-----------------|-----------|-----------------|----------------| | 500万円 | 2,500万円 | 2,750万円 | 城東エリアの1〜2LDK中古 | | 600万円 | 3,000万円 | 3,300万円 | 城北・城東の2LDK中古 | | 700万円 | 3,500万円 | 3,850万円 | 郊外の3LDK中古 or 城東の新築1LDK | | 800万円 | 4,000万円 | 4,400万円 | 城東・城北の3LDK中古 | | 1,000万円 | 5,000万円 | 5,500万円 | 城南・城西の3LDK中古 | | 1,200万円 | 6,000万円 | 6,600万円 | 準都心の3LDK中古 | | 1,500万円 | 7,500万円 | 8,250万円 | 都心の2LDK or 城南の3LDK新築 |


まとめ

  • 安全な借入額は年収の5〜7倍、返済比率25%以下が目標
  • 銀行の「借りられる上限」は安心して返せる金額ではない
  • 2026年は変動金利上昇リスクを意識した借入計画が重要
  • 頭金・諸費用も含めた総コストを計算してから購入を判断

住宅ローンを組む前に、現在のエリア相場を不動産相場ナビで確認し、「自分の予算で買える物件がどこにあるか」を把握しておきましょう。


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